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BLOF栽培始動2

BTF加藤です。

 

 

今日はまず、昨日日が暮れてしまい出来なかった残りの肥料を畑全面に散布しました。

 

畑を碁盤の目のように20区分けし、正確に均等に必要量を与えていきます。

 

今回のBLOF栽培では、土壌分析の結果必要とわかった11種類の肥料(合計約150袋)を1種類ずつ20通りに分け散布したので、予想以上に時間がかかりましたが、皆が遅くまで頑張ってくれたおかげで、2日間かけてようやく散布し終えることが出来ました。

 

 

肥料を散布したら、この後納豆菌と酵母菌を散布します。

こちら昨日作った納豆菌(N)と酵母菌(K)です。

 


約18時間が経ち、匂いを嗅いでみると、納豆菌は少しすっぱい臭い感じ、酵母菌はパンの匂いがしっかり出ていたので、これで無事完成です。

こちら各10リッターを、300リッターのタンクに希釈し、1区画に15リッター分を丁寧に散布します。





今日は強風であったため、通常であればこのような日に散布したら風で流されてしまうのでやらないのですが、納豆菌と酵母菌は24時間以上経つと死んでいってしまうため、強風のなか丁寧に散布していきました。

 

このあと耕運し、納豆菌・酵母菌が活動できる水分量まで散水チューブで散水するのですが、さすがに強風の中では出来なかったので、散水は明日行うことにしました。(1,2日は水を与えなくても納豆菌・酵母菌は死滅しないということでした。)

 

 

明日散水し、水分量が6割くらいとなった状態で透明シートでマルチングし、積算温度が900度に達するまで太陽熱養生処理をしていきます。

 

細かいことを書くと長くなってしまうため、BLOF栽培の詳細はこちらをご覧ください。

 

http://www.japanbiofarm.com/report/entry-354.html

 

これまで有機栽培というと、どうしても収量が少なくなってしまうので経営的に考えると難しい部分があったのですが、このBLOF栽培は有機栽培で多収を目指せる理論なので、今年から実施することとしました。

 

初めての試みで慣れないこともあり、この二日間は皆予想以上に苦労しましたが、やはり時代はこれから有機栽培なので、まずは今年一年、先生から教えていただいたやり方をしっかり丁寧に実行していきたいと思います。

 

また散水後にご報告します。

 

To Be Continued..